2016年8月22日月曜日

二次会について

ずいぶん間が空いてしまいましたが、結婚式レポ、まだもうちょっとだけ続きます。
今回は二次会について。

式場選びの記事にも書いたように、披露宴会場より先に決めたのが、二次会会場のカナルカフェでした。
http://www.canalcafe.jp/
飯田橋の駅前にあるカフェレストランで、前身は「東京水上倶楽部」という、創業1918年のボート場です。中央線・総武線の窓からも見えるので、ご存知の方も多いと思います。
私は、親や親戚がメインとなる挙式&披露宴はクラシカルな会場にして、二次会は違う方向性で、洋画に出てくるような、海外みたいなウェディングにしたいという希望がありました。
それまでカナルカフェ自体に行ったことはなかったのですが、お濠に面しているロマンチックなロケーションと、食事の前評判の高さから、夜の二次会はぜひここで!と思っていました。
とはいえ、通常だと1.5次会に使われるような場所。
「最低人数100人、飲み放題込ひとり7500円、土曜日は貸切料プラス10万円(税別、サービス料別)」というハードルはなかなかに高く、決めるまで悩みました。
この条件だと、100人呼んでも、ひとりあたり8500円以上。男女一律9000円が最低ラインになります。いくら場所がいいといっても、9000円も取っていいのかなあ・・・と逡巡しました。
ただ、ゲストは基本30代以上なので金銭的にそこそこ余裕があるだろうこと、私側の二次会ゲストはほとんどが二次会からの参加ということ、そしてなんといっても、お濠に花火が打ち上げられる!(10万円)というオプションが決め手となり、カナルカフェに決めました。挙式&披露宴がリーズナブルな値段だったので、二次会の花火やウェディングケーキなどは、新郎新婦の持ち出しの予定でした。

が、なんと挙式1か月前に、カナルカフェから一本の電話。
「花火の免許を持っている者がケガをして、花火の打ち上げが不可能になりました・・・」
えー!!??

別の花火師さんにお願いできないかとか、他の手立てはないのかと、かなり食い下がりました。しかしカナルカフェが面しているお濠は国有地なので、花火の打ち上げは、自治体に届け出た限られた人しか、どうしてもできないそうなのです。
花火をメインイベントと考えていたので、これは非常にショックでした。花火なしで9000円はやっぱり高い。
既に告知をしたあとだし、会場を変えるのは現実的ではないということで、このまま進めることにしましたが、お店のウリである演出が先方の都合でいきなり中止になり、代替案もないというのはやはり納得がいかなかったので、その後の打ち合わせのとき、交渉してプロジェクター使用料をサービスしてもらいました。
夫が、俺から言おうか?と言っていたにもかかわらず、その場ではなかなか言ってくれず笑、仕方ないので自分で「花火を中止せざるを得ないということは理解しているんですけど、気持ち的に残念で納得いかない部分があり、また実際に代わりの余興を急きょ手配したりしているので、その分何かサービスしていただけないでしょうか?」と言いました。この手の交渉は本当に苦手なのですが、今回のことは先方に非があるし、言ってよかったです。少し大人になりました・・・。

そんなトラブルもありましたが、当日は本当に楽しい二次会になりました!
結局140人弱の人が来てくれて、まさに満員御礼、大盛況でした。
iPhoneのパノラマモードで撮った写真です。この景色が見たかったんだよ~!
18時スタート、21時撤収だったので、夕暮れから夜に変わる水辺の景色が見事でした。都内ではなかなか見られないと思うので、これだけでも価値はあったかなと思います。

入場は、カナルカフェ名物の手漕ぎボートで。
ドレス姿で、会場から少し離れた乗り場まで歩いて移動したのですが、周りのお客さんに「おめでとうございます」と声をかけていただけて幸せでした。
披露宴でも流したオープニングムービーを流してもらっている間に船が出発し、近づいたところで、幹事が「お濠にご注目ください!」と煽ってくれるという流れ。
それまで意外とみんな気づかなかったようで、ワッと沸いてくれて嬉しかったです!
このときのBGMはワーグナーの「ワルキューレの騎行」。映画『地獄の黙示録』リスペクトの演出です。

メイン幹事は、新郎側友人2名にお願いしました。人数が多かったのに、いろいろやってくれて本当に助かりました。また受付は、新郎新婦友人4名にお願いしました。披露宴のお花も、二次会会場に運んでもらいました。
メイン幹事には、披露宴の鏡割りで使ったハッピを着用してもらったのですが、一目で幹事とわかったので良かったです。さらにスペシャル幹事として、SoftbankのPepper君も登場! メイン幹事が用意してくれたのですが、ゲストがたくさん写真を撮っていました。

乾杯のあとは、知人のベリーダンサーの方によるショー。
知人といっても名のあるプロの方で、私は一度会っただけだったので、出演料をお支払いして正式に出ていただきました。曲はラナ・デル・レイの「Young And Beautiful」! 大好きな曲だったので、本当に嬉しかったです。セクシーなパフォーマンスが男女ともに好評でした。

そしてケーキカット。
ケーキは新郎の大好きな、麻雀牌をかたどったデザインにしてもらいました。
作りやすそうかなというのと、縁起がいいので赤ウーピンをお願いしましたが、マジパンで作った小さな牌の飾りも作っていただき、大感激。フォトジェニックで大好評でした。
恥ずかしいので、ファーストバイトはなし。それでも十分盛り上がったと思います。

後半の余興は、披露宴でも流したお祝いビデオメッセージと、新郎による「ガンダーラ」の熱唱。
出会いのきっかけが「ガンダーラ」で、新郎の十八番なのです。バカバカしいですが、こちらも盛り上がりました! 事前に打ち合わせていたので、Pepper君も合わせて踊ってくれました。 最後のサビは、なし崩し的に私がマイクを奪って、歌わせてもらいました。

そんな感じで、あっという間に2時間半が過ぎ、締めの挨拶をして、最後は入口に立って、皆さまをお見送りして終了しました。
いろんな人から「二次会ってごはんが大したことないイメージだけど、カナルカフェは美味しかった」「一度行ってみたかったから嬉しかった」と声をかけていただき、ちょっと高くてもカナルカフェを選んでよかったなあと思いました。
心残りは、音響が不安定で音が切れやすかったことと、新郎新婦がほとんど食べられなかったこと!
お酒はなんとか入手できたのですが、ゲストが多かったこともあり、食べ物を取りに行く暇がありませんでした。幹事もそうだったみたいで、悪いことをしました。事前に別の友達に、お料理について頼んでおけばよかったなーと思います。私がゲストのときは、新郎新婦にお皿を持って行ってあげようと思います。

カナルカフェのトイレで私服に着替え、タクシーでいったん家に帰ったあとまた戻り、飯田橋周辺で開催されていた三次会に参加。最終的に帰宅したのは2時過ぎでしたが、興奮のためかなかなか眠れませんでした。
5月21日、本当に楽しくて最高な1日になりました。改めて、協力してくれた友人やゲストの皆さまに感謝です。

2016年7月10日日曜日

DIYについて

招待状以外で、DIYもしくは自分で外注してつくったものをまとめました。

●席次表、席札、メニュー表
招待状と同じく、AISU WEDDINGのグリーンのシャクヤク柄で統一しました。
当初は水色のスズラン柄とも迷いましたが、テーブルセッティングのネイビー&ゴールドの印象が強いので、負けないくらい華やかなシャクヤク柄が合っていたなと思います。
席次表やメニュー表には、オリジナルの挨拶文を入れました。準備でテンパっていた時期だったので、考えるのがちょっと面倒な部分もありましたが、ちゃんとオリジナリティが出たよかったです。
このテーブルコーディネート、とてもお気に入りです!

●リングピロー
二次会で着用した新郎のボウ・ブローチは、ロゴマークを作ってくれたデザイナーさんによる手作りでしたが、ボウ・ブローチを送ってくれるときに、こんな可愛い箱に入れてくれたんです!


ロゴマークを配したシンプルで綺麗なデザインで、大きさもちょうどよく、見てすぐにリングピローにすることを思いつきました。
ふたを開けると、上の写真のようになっています。チュール生地を詰めて、式のテーマカラーであるゴールドとネイビーのサテンリボンを巻き、指輪を留めるためのパールをボンドでつけました。パールはSeriaで100円でした!

●ウェルカムボード
第二次世界大戦時のイギリスの有名なポスター「KEEP CALM AND CARRY ON」をパロディして、「KEEP CALM AND MARRY ON」というデザインを自分で作りました。フォントは、Keep Calm fontというのがネットで無料で手に入ります!
キンコーズで出力し、Amazonで購入した額縁に入れました。サイズはA3です。
写真はウェルカムスペース。
事前に台の現物を見せてもらい、そのサイズに合わせて飾るものを搬入しました。一度家で見本を組み立て、その写真をもとにパワポで指示書を作ったので、レイアウトもばっちりでした。
・ロゴマークを入れた写真立て
・☆のガーランド
・台代わりのブック型ボックス
・スキットル(手前右に置いてある、外国の人がウィスキーとかを入れるやつです。友達から、結婚祝いでもらいました!)
・キャンドル
・お花(当日用意してもらいました)
・象の置物(普段は家の玄関にあります)
・ボンベイサファイア(差し色として綺麗かなと。また、夫が出張で何度もムンバイ(ボンベイ)に行っていたので、見る人が見たらわかるかなと)

●はっぴ
夫が甘いものが好きではない&ふたりとも酒が好きという理由で、ケーキカットは行わず、鏡割りをしました。
「やっぱり、鏡割りといえばはっぴでしょう!」ということで、オリジナルのはっぴをオーダー。
バンテックというネットショップです。
これは一番安い、無地のはっぴ(色が何種類からか選べます)に、プリントでデザインをのせたもの。
表面の黒襟の部分には、両家の名前を入れてもらいました。
鏡割りは新郎新婦、新郎両親、新婦両親の6人で行ったので、6枚オーダー。 4万円ちょっとくらいでした。


●日本酒持ち帰り用の瓶
DIYというほどではないですが、上述のように、 鏡割りをした私たち。二斗樽に、一斗樽分のお酒が入っているのですが、プランナーさんから「これまでの経験上、結構余ると思うので、持ち帰り用の入れ物を準備してください」と言われていました。
そこで150mlくらい入るガラス瓶をSeriaで20本購入し、事前に家のコンロで煮沸消毒して、式場に搬入しました。 日本酒は式の最中も「美味しい」と評判だったので、ゲストに持ち帰ってもらえて嬉しかったです。

●テープカット用はさみ
挙式は人前式だったので、好き放題あれこれやったのですが、その中のひとつが「テープカット」。
普通のはさみでは味気ないので、専用のものを手配しました。
最初はネットで買おうかなと思っていたのですが、それでもだいたい4000~5000円。
でも、これ一回しか使わないし、ちょっともったいないな~と思っていたら、イベント会社でリースをやっているのを発見! しかもたまた家から事業所が近かったので、式前日に取りに行き、週明けに返しにいきました。1000円くらいで済んで助かりました!
はさみにつけたリボンはAmazonで購入しました。

●冊子
結婚式準備の中で、一番頑張った&自分らしさが出たものかもしれません。
仕事で本の編集をしていることもあり、絶対に配りたかったプロフィール冊子。豪華フルカラー16ページ、撮り下ろし満載の充実の内容です!(もはや自分で言う)
構成~執筆は自分で担当し、デザインは仕事繋がりのデザイナーさんに引き受けてもらいました。おかげでとても素敵なレイアウトになりました!
前撮りの写真もたくさん入れられたし、新郎新婦のリアルななれそめ~結婚までの年表(親にギリギリ見せられる内容にしました)、近所の美味しいお店ガイド、ドレスの試着レポートなど、我ながらいろんな記事を掲載できました。待ち時間などにもたくさん読んでもらえたようで、大好評で嬉しかったです。
印刷はプリントパックにて。 A5判、コート紙110g、200部、納期4日で2万円台前半でした。

●ムービー
オープニングムービーはi Phone6に入っているi Movieで自作、プロフィールムービー、エンドロールは新郎友人に作ってもらいました。こちらも面白い感じで統一。笑ってもらえてよかったです。

こうして振り返ってみると、結構DIYしていますね・・・。式の2週間くらい前は準備が本当にキツくて、「もう無理!」と思ったりもしましたが、今となっては楽しい思い出です。でもこれ以上は本当に無理だったと思うので、やりたいDIY、優先させるべきDIYをきちんと選んで、できないことは式場や外注でお願いしたほうがいいなと思いました。
特にペーパーアイテムと映像は、ソフトを使い慣れていない場合、一から自分でやるのはかなり大変なので、そのあたり無理をしないほうが自分のためになると思います!

2016年6月26日日曜日

前撮りについて その2(当日編)

かなり今更ではありますが、前撮り 当日編を書きたいと思います。
前半はこちらです。

当日は12時に新橋の雀荘集合だったので、午前中に美容院へ。
イメージ写真として、ジェニファー・ベアーの写真を持っていきました。初めての美容院だったのですが、とても可愛く仕上げてくれて大満足!
後れ毛の具合と、バックの髪の流れがとても好きでした!
ブライダルインナーの上に私服を着て、ドレス一式&ブーケを持って雀荘へ移動。個室を貸切にしていたので、その中で夫に手伝ってもらいながら着替えました。
その後、カメラマンさんや友達が到着し、早速撮影スタート。
当初は個室の中だけで撮影するつもりだったのですが、カメラマンさんが「せっかくだから、広いところで撮ったほうがいいですね!」と、店員さんに交渉してくれました。
お客さんが何組かいたのですが、「新郎が麻雀が大好きで、どうしても写真を撮りたいので、皆さんどうかご協力よろしくお願いします!」とカメラマンさんが挨拶してくれました。自分たちだけだとなかなかそこまで言えないので、すごく助かりました。
念願のキング・クリムゾン風。顔をスタンプで隠してしまってますが、みんなキメキメの顔で、面白い画になりました。
麻雀牌をジャラジャラしているカット。婚約指輪&結婚指輪が見えて、おしゃれな雰囲気でお気に入りです。

ストロボを焚いて、バキッと撮ったカット。親に見せたら「ギャングと情婦みたいじゃない!」と言われましたが、こんな機会でもないと撮れない写真で、こちらもお気に入りです。
大ぶりのグリーンのイヤリングも、雀荘の雰囲気に合っていてよかった!
本当に勝手なことを言うと、ヴィスコンティの映画『山猫』のクラウディア・カルディナーレ&アラン・ドロンのこのシーンみたいな雰囲気になって嬉しかったです。洋服しか似てない上に、イタリア映画というよりは、韓国ドラマ風ではありますが・・・!



雀荘のあとは、日比谷公園に移動。丁度桜の季節だったので、桜の木の下で撮影しました。予想以上に正統派の写真が撮れて良かったです。
雀荘では2cmヒールのパンプスでしたが、ここからは10cmヒールのパンプスに履き替えました。夫より背が高くなってしまうのですが、前日が雨だったので、高いヒールを履くことにより、裾が汚れなくて済みました。
これは日比谷公会堂の近くだったかな。場所を選べば、かなり森っぽい雰囲気で撮れました。
この日は日比谷公園でミャンマーフェスティバルをやっていて、公園を歩いていると、ミャンマー人の方々がカタコトで「カワイイ!」と褒めてくれて、とても嬉しかったです。

最後は荒木町で撮影。ここも、私たち夫婦にとって大好きな場所です。
日比谷公園では、自然光を活かした撮影だったので、荒木町では屋外でもストロボを焚いて、ストリート感あふれる写真にしてもらいました。雀荘ともまた違う雰囲気で、なんとなくアラーキーっぽい、詩情ある写真になりました。
ショートベールは、母から譲り受けたもの。ロングとショートを両方譲ってもらったのですが、挙式ではロングしか着けないので、前撮りでショートベールを着けられて良かったです。ベールがなくても十分花嫁らしかったと思いますが、ベールを着けるとより一層花嫁らしいというか、神聖な感じが出るなと思いました。

荒木町は普段は賑わっていますが、日曜午後ということで、人通りも少なく、撮影しやすかったです。






結婚式当日は、ゆっくり撮影する時間がなかなか取れないので、凝った写真を撮りたいという方には、前撮りはおすすめです。ハネムーンで後撮りするという方法もありますが、予行演習という意味でも、個人的には前撮りのほうがいいかなと思いました。ウェルカムスペースなどにも使えますし。
注意点としては、ブーケをテーブルなどに置くとヘタってしまうので、できれば水入りのペットボトル(ブーケが入るか確認すること)を持ち歩いて、花瓶代わりにするといいと思います。

2016年6月18日土曜日

式場について


私たちが挙式・披露宴会場として選んだのは、東京・神保町にある「学士会館」でした。

東京大学発祥の地で、建物は昭和初期に建築され、今では国の有形文化財にも指定されています。普段は七大学(いわゆる旧帝大)のOB会館として機能しているほか、各種レセプションやパーティーが行われています。
中でも有名なのが、私たちも披露宴を行った「201号室」(写真は下に)。ドラマ『半沢直樹』で、大和田常務が土下座したのもここです。

式場選びですが、実は二次会を決めたのが先でした。飯田橋の、お濠に面した「カナルカフェ」というお店にどうしてもしたくて、それから逆算して、飯田橋~四谷~東京駅あたりのエリアで検討しました。
二次会の飯田橋に近いということで、最初に考えたのは、神楽坂にあるアグネスホテル。
一度泊まったことがあり、隠れ家的な雰囲気も気に入っていたのですが、少し予算オーバー。持ち込みなども割と厳しめと聞き、第二候補を探していたときに見つけたのが、学士会館でした。
「あ、ここでも結婚式できるんだ」くらいの軽い気持ちで見始めたのですが、クラシカルな雰囲気、立地、予算など、条件を満たしていることが判明。さらに夫、夫の父、私の父も学士会の資格を持っているので、ますます縁を感じました。
親孝行にもなるし、ここだ!と思って、入籍後に見学に訪れたところ、担当してくれたプランナーさんがとても話しやすく、頼りがいのある方だったので、夫とふたりで即決しました。
このプランナーさんが最後まで担当してくれたのですが、本当によく仕事のできる女性で、めちゃくちゃお世話になりました。彼女あってこその結婚式だった!と今でもよく夫と話します。

このクラシカルな空間で、絶対にやりたかったのが、流しテーブル。
学士会館は丸テーブルが基本のようですが、流しテーブルも可能でした。その場合40人掛けを2セットというセッティングになります。流しテーブルの場合、人数調整や席次の決め方が結構難しくなりますが、イメージ通りの午餐会風になって感無量でした!
テーブルクロスはシンプルなネイビー、テーブルランナーはシュリックゴールド、ナフキンはアイボリーにしました。
紺色にゴールドが映えて、良かったです。

また、窓が多くて、日の光が入るのも気に入っています。ホテルだと、窓のないバンケットルームも多いので。窓のカーテンは、演出によって開けたり閉めたりしてもらいました。


ちなみに学士会館は、宿泊施設と美容室もあります。新郎新婦、夫の親戚、私の両親&親戚も宿泊利用しました。

家からそんなに遠くないので、前泊ではなく当日泊のほうがいいかな?とも思ったのですが、朝7時45分からのお支度だったので、前泊して、当日余裕を持って起きられたのは良かったです。
写真はスイートルーム。一般的なホテルのスイートに比べるとこじんまりとしていると思いますが、昔ながらの応接間的なインテリアが心地よかったです。

朝ごはんは1階のカフェ&ビアパブ「THE SEVEN’S HOUSE」で食べられます。私と夫は和食にしましたが、十六穀米に焼き魚、納豆など、とてもヘルシーで美味しかったです。私の両親はコンチネンタルブレックファストにしていましたが、そちらも焼きたての卵料理が供されて美味しそうでした。

結果的に、学士会館で結婚式を挙げて、本当に満足です。
ハード面では、やはり建物が素晴らしく、特に年配者にはウケがいいと思います。プリンセシーな要素は少ないけど、クラシックやヴィンテージが好きな方にはとてもおすすめです。
ソフト面では、スタッフがみんな大人でキビキビしていて、でも親近感もあるので、やりやすかったです。結婚式の専門式場ではない分、ガツガツ営業してこないのも合っていました。初期見積もりからそれほど上がることなく、ちゃんと地に足ついた値段で終えることができました。
私たちはオリジナルの演出をたくさん入れてもらいましたが、どれも実現していただけました。向こうからあれこれ提案するという感じではなかったですが、自分のやりたいことが明確な人は、なんでも相談に乗ってもらえると思います。

学士会館の皆さま、どうもありがとうございました!

2016年6月12日日曜日

当日のドレス、ヘアメイクについて

当日は朝8時前にブライズルーム入りして、二次会を撤収したのが21時。長丁場でしたが、3種類のドレス&ヘアスタイルで楽しみました!
前日にヘアの再リハーサルをやったことで、ほぼイメージ通りのヘアメイクもできました。注文の多い花嫁だったと思いますが、やっぱり納得いくまでやってよかったです!

挙式~披露宴前半

挙式ということで、第一に清楚でシンプルであること、でもヘアは夜会巻きみたいにかっちりしすぎるのではなく、若々しさもあることをテーマにしておりました。
すでに最終見積りが出たあと、挙式4日前くらいにいきなりプランナーさんに「ヘアード(生花の飾り)」って今から準備できますか!?とお願いして、花屋さんの好意で大きさ違いのシャクヤクを2本無償で提供していただきました。ありがたい~!
写真ではわかりにくいですが、前髪は全部流して額を出して、サイドは編み込みで、バックにパールのピンを3本差しています。
前髪も、リハーサルのときは少し垂らしていたのですが、当日「やっぱりないほうが大人っぽい!」と思ってなくしました。
ベールは、顔が少し隠れるようにという意図で、当初トップめに着けられたのですが、人前式だしマリアベール系のベールだし、すっきり見えたほうがいいなと思って、後頭部に変えてもらいました。本当にほんのちょっとの差なのですが、しっくりくるバランスってやはりあります。
リップは、手持ちのNARSの「ナイアガラ」というピンクの口紅を使ってもらいました。人生で一番気に入っている勝負リップなので、晴れ舞台で塗れて嬉しかった。

披露宴後半

中座後のお色直しは、ドレスのショルダーを外して、ビスチェ型に。ヘアスタイルも波ウェーブのボブ風にして、大ぶりのビジューカチューシャに赤リップで、20'sっぽい雰囲気を狙いました。
このヘアスタイルが一番難関で、前日にあーでもないこーでもないと試行錯誤したのですが、まるっとダウンにするのではなく、後ろ毛を一部を巻き込んでボブ風にすることで、軽さが出て好みのスタイルになりました。
ガラッと雰囲気を変えたおかげで、同じドレスとなかなか気づかれなかったです。

カチューシャは、The Timeless Loveでレンタルした「Eliza Jane Howell クリスタルカチューシャ ANASTASIA」(9180円)。
こんな可愛いカードとともに送られてきました。準備でバタバタしていた時期でしたが、テンションが上がりました!
本当は別のお店で取り扱っていたジェニー・パッカムを狙っていたのですが、あいにく予約が埋まっていて断念・・・。でも結果的に、これを選んで正解だったと思っています。歴史好きとしては「アナスタシア」という名前もお気に入り! 大ぶりで華やか、結構重いので、お辞儀をしても落ちてこないようにたくさんピンで留めてもらいました。
似たようなデザインで、コームとカチューシャで悩まれる方もいると思いますが、モダンにしたいなら前者、ヴィンテージな雰囲気にしたいなら後者がいいかなと思います。

二次会

二次会のドレスは、前撮りでも着たLight In The Boxのもの。親の意見も反映した挙式~披露宴からは一転、二次会は趣味全開です。
新郎がつけているのは、「ボウ・ブローチ」という、ボウタイ代わりのブローチ。珍しいので「これ、何?」と結構話題になっていました。ボウ・ブローチに合わせて、私も紺色のリボン(3m)をウエストに巻いてサッシュベルト風にしました。
ヘッドピースもLight In The Boxで購入。9000円くらいで、このサイトにしては結構お高め。ゴールドのお花モチーフで、イマっぽくてすごく可愛かったです。
本当かどうかわかりませんが、アメリカのウェディングブランド・BHDNで取り扱っているのと同じもの(少なくともLight In The Boxサイトでは、この写真が使われていた)のようです。
まあパクってる可能性も高いですが、かなり可愛く仕上がったので満足! もう少ししたら、お譲りに出そうかなと思います。

後れ毛たっぷりのルーズめなアップスタイルと、レース袖のチュールドレスの組み合わせは、友人からも一番評判が良かったです。
ドレスもヘッドピースも購入済みで、汚れたり壊れたりしてもOKだったので、かなり気楽でした。リップはコーラルオレンジ系で、明るくフレッシュに。

挙式~披露宴はヒールの低いレンタルシューズでしたが、二次会は靴もハイヒールに履き替えました。新郎より背が高くなってしまいましたが、よし!
Something Blueな青い靴にも憧れていましたが、結局Lily Brownのゴールドパンプスにしました。
8cmヒールですが歩きやすくてお気に入り。実生活でもガンガンはこうと思います。

2016年6月5日日曜日

引き出物&引菓子&プチギフトについて

結婚式が終わった途端、自分でもわかりやすいくらい、書く意欲が薄れております・・・。
せっせと書いていたのは、自分の頭の中を整理する&自分を奮い立たせるという意味合いが強かったのだなと、感じております。

とはいえ、結婚式が終わってネタバレ的なことがやっと書けるので、今回は引き出物について。
引き出物は、なかなか悩みました。
私が30歳、夫が35歳なので、友人たちもだいたい結婚式は行きつくしていると思うし、既婚者も多いので、家庭で使ってもらえて邪魔にならないもの、というテーマで考えました。カタログギフトは、若い頃は良かったのですが、この年になるとそこまで欲しいものもないんじゃないかな?と思ったので、物で探しました。
結局、ゲストごとに送り分けしたため、全5種類になりました。

主賓
能作 NAJIMIタンブラー
富山の錫(すず)ブランド・能作のタンブラー。
結婚祝いにおちょこをもらったのをきっかけに、お気に入りになったブランドです。
高級感がありながら、好きに曲げて使えるという、錫の自由さがとても好き。
祝辞と乾杯の発声をくださった、新郎新婦の主賓の引き出物にしました。
主賓には、さらに、親からお礼(現金)をお渡ししています。

親戚
ARITA PORCELAIN LAB「JAPAN SNOW」の平皿(中)
有田焼の伝統技法を、モダンに昇華したブランド。
「JAPAN SNOW」シリーズは、白磁の上からプラチナを塗っていて、マットな輝きが特徴です。
お寿司とかを並べても素敵だし、意外とケーキにも合いそう。
大皿はどうしても重くなりがちですが、ここのは割と軽いのも、選んだ理由のひとつです。

新郎友人&新婦会社関係
伊勢丹のオリーブオイル&ピンクソルト

我が家は高いオリーブオイルが大好きなので、その美味しさを知ってもらいたい!ということで、このセットに。
伊勢丹新宿地下1階のオリーブオイル専門店「オリオテーカ」で相談したところ、非常に親身に相談になってくれました。実はピンクソルトはオリオテーカの取り扱いではないのですが、わざわざ伊勢丹の別フロアまで案内してくれて、いい組み合わせを提案してくれました。接客業の鑑だと思います!
※写真はラッピング前のものです。

新婦友人
能作 水引き型箸置き 
こちらも能作にて。なんといっても、お祝いごとにぴったりな形に惹かれました。
3個入りというのがちょっと半端&パッと見て小さすぎるかなとも思いつつ、遠方の友人も多いので、軽いほうがいいかなということで。
夫婦で出席してくれた友人には、これの5個入りをお贈りしました。

引菓子
ジャン・ポール・エヴァンの「ガトー デュ ヴォワヤージュ」
引菓子に関しては、「小分け包装」「間違いのない人気ブランド」「賞味期限が1週間以上」「バウムクーヘン以外」で探しました。
デメルなんかも検討したのですが、このジャン・ポール・エヴァンが一番中身や箱のバランスが良かったです。あと、身内に関係者がいるのも選ぶきっかけになりました(割引とかはなく、普通に購入しましたが) 。
中身は、フィナンシェ ショコラ、フィナンシェ ショコラ ノワゼット、マドレーヌ オランジュの3つ。
リボンの色も、結婚式のテーマカラー(白、ゴールド、ネイビー)に合っていて良かったです。

プチギフト
スクラッチ(200円)

プチギフトはスクラッチ、宝くじです!
大人なので、別に小さいお菓子とかほしくないよな~と勝手に思ったのと、全体的に面白い結婚式を目指していたので、最後まで楽しんでもらいたいという願いを込めて。
当たった!と報告してくれた人が2人いました。よかった!


2016年5月22日日曜日

Just Married!

5月21日(土)、晴天のなか、無事に結婚式をあげました!
とってもとっても楽しくて、ゲストの皆様にも盛り上がってもらえて、本当にやってよかったなあと思いました。
新郎新婦がいちばん楽しんでいたと思います。

詳細はまた書きますね。
昨晩は2時ごろ帰宅したのですが、興奮しているせいかなかなか寝付けず、今朝も8時ごろにパッと起きてしまいました。今夜あたりガクッときそうです。
皆さま本当にありがとうございました。